Intel が Xeon チップに FPGA を搭載予定

IntelXeon チップ内にサードパーティ製の FPGA を搭載するという計画を披露したようだ。
FPGA ベンダーはいくつかあるが、公式な発表はないものの Altera 製の FPGA を搭載するというのが有力のようだ。Altera は Xilinx と並ぶ FPGA ベンダーだが、Intel のファブで FPGA を製造するなど関係が深まっており(id:nminoru:20130303:intelfab)。

もともと ASIC を起こすほどには数が出ないが性能が必要な通信処理などに FPGA は使われていたが、最近は用途が広がり HFT などのアルゴリズムトレードに使われたり、MicrosoftBing の検索に FPGA を使うなどしている。Intel CPU は AES-I 命令や SHA 命令など特定の処理に特化した命令を増やしているが、これもいずれは限界が来るだろう。また専用命令は全ての人にとって必要な命令とは限らない。今後は専用命令の代わりに FPGA を使って専用処理の回路を組む時代が来るのかもしれない。