SPEC がデータセンター型仮想マシンサーバの性能評価用ベンチマーク SPECvirt_sc2010 をリリース
- www.spec.org | SPECvirt_sc2010
- virtualization.info | SPECがハードウェアおよびOS仮想化初の標準ベンチマークをリリース -- 記事更新 (20100715-7)
The Standard Performance Evaluation Corporation (SPEC) が仮想マシンシステムの性能を計測する SPECvirt_sc2010 をリリースした。
テストは仮想マシン上で以下のワークロードを走らせて、VM の数を変えた場合のスケーラビリティと、スループットのピークを測定する。
- Web サーバとバックエンドサーバの VM。ここに SPECweb2005 相当のワークロードをかける。
- IMAP サーバーの VM。ここに SPECimap 相当のワークロードをかける。
- アプリケーション(J2EE)サーバーとデータベースサーバの VM。J2EE サーバーはデータベースに接続し、SPECjAppServer2004 のワークロードをかける。
- 100% の負荷のかかったアイドルサーバの VM。ここに ping を打って応答性を調べる。
このベンチマークはバイナリで提供されるわけではなく、手持ちの環境に合わせてソースコードのコンパイルなどをして環境を作りこむことになる。必要な software requirements は以下になる。
- IMAP server software that is IMAP4 rev 1 compliant
- J2EE compliant application server software (version 5 or later)
- DBMS server software that meets ACID (Atomicity, Consistency, Isolation, and Durability) requirements
- Web server Software (such as IIS, Apache, Zeus, Sun One that can support PHP and HTTP 1.1)
- C compiler (for compiling BeSim)
- A supported version of PHP 5.x