感覚を遮断して幻感覚を見せる方法

記事は無反響室に被験者を入れることで音と光を遮断し幻覚を見せているが、「脳のなかの幽霊」(ISBN:4047913200)には大掛かりな装置を使わなくても感覚に誤情報を与えて幻感覚を与える方法が紹介されている。
自分の試した中では以下の奴がうまく行った。助手が一人必要。

  • 自分の片手を自分から見えない位置におく。
  • 自分の見える位置に適当な物体を置く。蜜柑とかめがねケースとかなんでもいい。
  • 助手の人に自分の片手を指で不規則にポンポンと叩いてもらう。同時に眼で見えている物体を助手の人のもう片方の指で同じタイミングでポンポント叩いてもらう。

しばらく続けると指で叩かれている触感が目の前の物体から発生しているようにしか感じられなくなるはず。触覚からの情報入力と視覚の情報入力が変な形で統合されてしまうのが原因だそうな。