宝くじを信じる人たち


ワシントン──数十万ドル(数千万円)を入手する最も実際的な方法は「宝くじ」と考える人が、約5人に1人あたる21%に達することが、米消費者団体などの共同調査で明らかになった。
米国消費者連盟(CFA)と米ファイナンシャル・プランニング協会(FPA)が9日、共同の調査結果を発表。これによると、「数十万ドルの実際的な入手方法」について、過半数を超える55%が「毎月毎月、何年もかけて貯蓄する」と回答し、21%が「宝くじ」、11%が「遺産相続」だった。
回答内容は世帯収入額で異なっている。「宝くじ」が実際的だと答えた割合は、年間収入額が2万5000ドル(約285万円)に満たない場合は38%に達したが、年間収入が7万5000ドル(約855万円)を超える場合は、わずか9%。
また、アフリカ系米国人と65歳以上のグループでも、それぞれ30%と31%が、「宝くじ」が現実的と答えた。

宝くじというのは「空が多いくじ=多空くじ」から来ているのだが(民明書房調べ)、そんなくじを買うなんざ実際的な方法から最も離れていると思うのだがねぇ。貧乏人ほど騙されやすいのは、洋の東西を問わないみたいね…

日本の場合だと宝くじは地方自治体の赤字の埋め合わせのために使われているわけだが、この還元率を知らない人も多いんだよなぁ。