Support Tools for Microsoft Operating Systems

マイクロソフトが日本企業数社(NTTデータ、日本HP、日本UNISYS、富士通) と「Support Tools for Microsoft Operating Systems」 を開発。
Windows Server 2003 上でアプリケーションを動かしている時の障害時の原因特定のに使えるツールを増やしたようだ。いづれも Platform SDKWindows Debugger(WinDbg) を使用している開発者・SE 向けのツール。

Kernel Memory Space Analyzer
カーネルオブジェクトを表示するツールのようだが詳細は不明。WinDbgプラグインかしら?
User Mode Process Dump
UNIX 系の gcore に相当する機能。動作中のユーザープロセスを停止させずにコア採取するツール。
Desktop Heap Monitor
デスクトップヒープとよばれるWindowsの特別なメモリ領域のサイズや、 現在の使用量などの情報をレポートするツール だそうだが、どのようなものかは不明。

内容だけ見ると日本企業数社というのはツールを使う側の企業で、アイデアだけ貰って実装は Microsoft が一社がやっているのではないかと疑う。「マイクロソフトと共同開発」と発表したのは、「エンタープライズ Linux で大手ベンダーが協業」というに対抗したのでは、、、と考えるのは穿ち過ぎかしら?